高級ホテルってなんでワクワクするの?
もしかしたら寸法や建築の納まりにヒントがあるかもね!
インターコンチネンタル石垣リゾートに泊まった時の写真とスケッチを紹介しよう!
はじめに
高級ホテルに泊まると、ちょっとしたワクワク感を感じませんか?そのワクワク感には、もしかすると寸法や建築の納まりに隠れた秘密があるかもしれません。
今回は、私が宿泊した『インターコンチネンタル石垣リゾート』で撮影した写真やスケッチを交えながら、その魅力を紐解いていきたいと思います。建築士の視点でホテルのデザインや構成をじっくり見ていきましょう!
スポンサーリンク第1章 インターコンチネンタル石垣リゾートについて
『IHG』系列の4★ホテル(four-star-hotel)
『インターコンチネンタル』は、IHG(インターコンチネンタルホテルズグループ:InterContinetal Hotels Group PLC)のホテルブランドの1つであり、『最高級シティホテル、およびリゾートホテル』と格付けされています。
インターコンチネンタル石垣リゾートは、約31haの敷地に全5棟の宿泊棟を構えます。料飲施設は9つ、宴会及び会議室が4つ、プールが4つなど、国内屈指のリゾートホテルです。
今回私が宿泊したのは、オーシャンウイングの客室です。ホテルの目の前には、真栄里ビーチというビーチがあり、宿泊者以外のお客様も利用することができます。
スポンサーリンク安くても1泊2万円くらいはかかる!
<シミュレーション条件>
日程:2025/02/18-2025/02/19
人数:大人2人
予約サイト:公式HP
プラン:素泊まり(食事なし)
予約料金:20,188円
第2章 客室とスケッチでホテルをご紹介します!
上記が私が宿泊した客室です。おおよその目寸で空間を読み取り、スケッチに起こしています。私の独自のスケール感で書き上げた図面ですので、正しい寸法では御座いません。ご了承ください。
スポンサーリンク客室内のゾーニングを作成しました。客室間口は約5mです。一般的な間取りであり、特筆すべき特徴的な計画は少ないように感じました。
以降は、共用部と客室専有部をそれぞれ写真でご紹介します。
スポンサーリンク共用部
敷地内通路
スポンサーリンク車回し
スポンサーリンクエントランス
スポンサーリンク乗降ロビー
入室までの導入路
スポンサーリンク客室内専有部
通路
便所/WC
スポンサーリンクベッドスペース
ワークスペース
スポンサーリンクソファースペース
洗面脱衣
スポンサーリンク浴室
シャワー
スポンサーリンククローク
ミニバー
スポンサーリンクテラス
サッシ周り
スポンサーリンクその他共用部
室内プール
ランドリールーム
スポンサーリンク売店
屋外プール
卓球スペース
スポンサーリンク真栄里ビーチ
外観
スポンサーリンク第3章 なぜホテルをスケッチするの?
建築はアートと異なり、寸法と素材の情報を持ちます。空間を分解していくと、全て寸法で成立している。デイユースな寸法からラグジュアリーな寸法まで、体感として寸法を読み取ることは、建築士にとって非常に重要なことだと考えます。
飲み会終わり26時に客室スケッチ。これが私の原体験。
私はもともと頻繁に手書きをするタイプの設計士ではありませんでした。
しかし、尊敬する上司と仕事をする中で手で書くことの重要性を学びました。
当時の上司とのやりとりを下記に記します。
設計者は、『スケール感』が大切なんだ。
図面ばかり見るのもいいけど、
『空間を読み取る力』を意識的に上げることで設計の質がレベルアップするんだ。
先輩はどうやって身につけましたか?
私は、今まで宿泊したホテルの客室は全てスケッチして、寸法を自分のものにしている。
だから0から客室を組み立てるときも、自然とペンが進むんだ。
そんなに絵も上手ではないし、できるかな。。。
綺麗なスケッチを描くことが目的ではない。
単線でいい。ただし、自分の体感寸法でスケッチするんだ。
もちろんメジャーでの答え合わせもすること。
今日は出張なんだから、試しに今日宿泊するホテルを描いてみ!
今夜は接待だから、戻りが深夜になりますけどw
ああ!恐らくホテルに戻るのは26時過ぎになるだろう。
でもこれが設計力の源となり、施主の信頼に繋がるんだ。
仕事も円滑に進むよ!
皆さんもやりましょう!とは言いません。しかし、日常の中で少し意識を変えることで、何でも学びに変えられるということを実感した出来事でした。
スポンサーリンクおわりに
今回は、インターコンチネンタル石垣リゾートの宿泊体験を通じて、高級ホテルのデザインや空間の魅力についてお伝えしました。建物の細かなデザインや寸法の工夫には、多くの人を魅了する理由が隠されているのかもしれません。ぜひ、次回の旅では、少しだけ建物や空間のデザインに目を向けてみてください。それが、旅をもっと楽しくするきっかけになるかもしれません!
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