ホテルってなんでワクワクするの?
もしかしたら寸法や建築の納まりにヒントがあるかもね!
楽天ステイ浅草に泊まった時の写真とスケッチを紹介しよう!
はじめに
ホテルに泊まると、ちょっとしたワクワク感を感じませんか?そのワクワク感には、もしかすると寸法や建築の納まりに隠れた秘密があるかもしれません。
今回は、私が宿泊した『楽天ステイ浅草』で撮影した写真やスケッチを交えながら、その魅力を紐解いていきたいと思います。建築士の視点でホテルのデザインや構成をじっくり見ていきましょう!
スポンサーリンク第1章 楽天ステイ浅草について
楽天ブランドが提供するホテル
『楽天ステイ』は、楽天ステイ株式会社のホテルブランドの1つであり、『1棟貸しや大人数でのグループ利用が可能なホテル』です。楽天ステイ株式会社は、楽天グループ株式会社の子会社に当たります。
楽天ステイ東京浅草は、浅草へのアクセスが非常に良い為、ビジネス・観光利用など多方面の利用に使えそうです。客室数は全50室です。無人チェックインが特徴的で付与されるパスワードを使ってチェックインを進めていきます。一階エントランス前には、レンタサイクルが設置されていました。
ホテルへのアクセスは、1階で無人チェックインを行い、各室に入室します。上記は簡易的に案内図を作成しましたので、参考までにご覧ください。
スポンサーリンクホリエモンが絶賛していた?!
楽天グループと言えば「ホリエモン」こと堀江貴文氏の解説動画です。歯に絹着せぬ解説は、非常にわかりやすく特に若年層からの支持は絶大です。上記の動画は、楽天グループについての解説動画です。
動画の撮影は、『楽天ステイ福岡薬院』で行われており楽天お買いものパンダが大好きなホリエモンは、パンダルームを特に絶賛していました。今回ご紹介の『楽天ステイ浅草』も「お買いものパンダルーム」がございます。
参考)楽天ステイ東京浅草の概要について
<建築情報>
物件名:Rakuten STAY 東京浅草
住所:東京都墨田区吾妻橋2丁目16-6
開業日:2021年6月30日
構造規模:鉄骨造7階建
延床面積:887.48㎡
客室数:50室
最寄駅:都営浅草線 本所吾妻橋駅 徒歩3分
おそらく居抜物件として楽天ステイが入居した感じかな!?
住所を調べると、以前は「ホテルアマネク浅草吾妻橋スカイ」が入居していた模様です。
安くても1泊2万円くらいはかかる!
<シミュレーション条件>
日程:2024/10/12-2024/10/13
人数:大人1人
予約サイト:公式HP
プラン:素泊まり(食事なし)
予約料金:20,500円
円安とコロナウイルス解禁が追い風となり、
インバウンドや高所得層向けの価格設定になっていそうだね。
第2章 客室とスケッチでホテルをご紹介します!
上記が私が宿泊した客室です。おおよその目寸で空間を読み取り、スケッチに起こしています。私の独自のスケール感で書き上げた図面ですので、正しい寸法では御座いません。ご了承ください。
客室内のゾーニングを作成しました。客室間口2.4m程度とコンパクトな中で、どれも整形にゾーン分けができています。通路の幅員が非常に狭い為、割り切って計画されている印象を受けました。
以降は、共用部と客室専有部をそれぞれ写真でご紹介します。
スポンサーリンク共用部
外観
スポンサーリンクエントランス/チェックインスペース
スポンサーリンク乗降ロビー
スポンサーリンク客室内専有部
通路
スポンサーリンク洗面脱衣/便所/WC
スポンサーリンクベッドスペース
スポンサーリンクワークスペース
スポンサーリンククローク
スポンサーリンク第3章 なぜホテルをスケッチするの?
建築はアートと異なり、寸法と素材の情報を持ちます。空間を分解していくと、全て寸法で成立している。デイユースな寸法からラグジュアリーな寸法まで、体感として寸法を読み取ることは、建築士にとって非常に重要なことだと考えます。
飲み会終わり26時に客室スケッチ。これが私の原体験。
私はもともと頻繁に手書きをするタイプの設計士ではありませんでした。
しかし、尊敬する上司と仕事をする中で手で書くことの重要性を学びました。
当時の上司とのやりとりを下記に記します。
設計者は、『スケール感』が大切なんだ。
図面ばかり見るのもいいけど、
『空間を読み取る力』を意識的に上げることで設計の質がレベルアップするんだ。
先輩はどうやって身につけましたか?
私は、今まで宿泊したホテルの客室は全てスケッチして、寸法を自分のものにしている。
だから0から客室を組み立てるときも、自然とペンが進むんだ。
そんなに絵も上手ではないし、できるかな。。。
綺麗なスケッチを描くことが目的ではない。
単線でいい。ただし、自分の体感寸法でスケッチするんだ。
もちろんメジャーでの答え合わせもすること。
今日は出張なんだから、試しに今日宿泊するホテルを描いてみ!
今夜は接待だから、戻りが深夜になりますけどw
ああ!恐らくホテルに戻るのは26時過ぎになるだろう。
でもこれが設計力の源となり、施主の信頼に繋がるんだ。
仕事も円滑に進むよ!
皆さんもやりましょう!とは言いません。しかし、日常の中で少し意識を変えることで、何でも学びに変えられるということを実感した出来事でした。
スポンサーリンクおわりに
今回は、楽天ステイ浅草の宿泊体験を通じて、ホテルのデザインや空間の魅力についてお伝えしました。建物の細かなデザインや寸法の工夫には、多くの人を魅了する理由が隠されているのかもしれません。ぜひ、次回の旅では、少しだけ建物や空間のデザインに目を向けてみてください。それが、旅をもっと楽しくするきっかけになるかもしれません!
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