【建築英語】素材選定に関する表現|現場で使える英語表現

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建築英語
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一級建築士 / DJ / ブロガー / TOEIC815 / 設計事務所勤務。建築・不動産関連及び宿泊事業に関するサイト「アーキクエスト」の運営者。JIA優秀賞受賞/元組織設計事務所勤務/学生コンペ受賞/米国バックパッカー

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見習い女の子
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「素材選定」に関わる英語の言い回しや表現方法について教えて下さい!

建築戦士スー
建築戦士スー

建築の英語表現は独特で難しいよね!
現場でよく使うフレーズ』をわかりやすく解説しよう!

はじめに

建築英語の番人が現れた
建築英語の番人が現れた

建築設計における「素材選定」は、見た目だけでなく、空間に触れたときの感覚や使い心地を左右する要素です。英語で素材感を説明する際には、質感・耐久性・触覚のニュアンスを正確に表現する必要があります。

本記事では、素材選定を伝えるための建築英語表現を厳選してご紹介します。現場や海外クライアントとのプレゼンで活用できる例文も多数掲載していますので、ぜひ実務に役立ててください。

記事のレベル
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第1章 素材感を伝える表現

全ての質感が異なる花の特徴をマスターする現代の勇者
全ての質感が異なる花の特徴をマスターする現代の勇者

建築仕上げを説明する場面では「ツヤのある」「粗い」「なめらかな」といった質感の違いを正確に表す必要があります。こうした表現はデザインの意図を相手に伝える第一歩です。

基本表現

  • shiny:ツヤのある
  • rough:粗い
  • smooth:なめらかな

例文

  • The shiny surface of the stone reflects light and creates a luxurious impression.
    石のツヤのある表面が光を反射し、贅沢な印象を与えています。
  • The rough brick wall emphasizes a rustic and natural atmosphere.
    ざらついたレンガの壁が素朴で自然な雰囲気を強調しています。
  • The smooth plaster finish provides a calm and refined look.
    なめらかな漆喰仕上げが落ち着いた上品さを演出しています。
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第2章 耐久性を表す表現

繰り返しの軌道を描く太陽惑星
繰り返しの軌道を描く太陽惑星

家具や建材には「繰り返しの使用に耐える」といった耐久性の説明が欠かせません。強度や頑丈さを示すフレーズは、品質や安全性をアピールする際に有効です。

基本表現

  • tough enough:十分に頑丈な
  • endure repeated use:繰り返しの使用に耐える
  • robust:頑丈な

例文

  • All classroom desks must be tough enough for daily use by children.
    教室の机は子供たちの毎日の使用に耐えうる頑丈さが必要です。
  • The steel handrail is designed to endure repeated use without damage.
    スチール製の手すりは繰り返し使用されても壊れないよう設計されています。
  • A robust door was installed to ensure safety and durability.
    安全性と耐久性を確保するために頑丈なドアが設置されました。
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第3章 素材の重厚感を表す表現

重厚感を極めるスーパーカー
重厚感を極めるスーパーカー

建築デザインでは、素材の「軽やかさ」や「重厚さ」を言葉で伝えることが大切です。英語では solid や massiveness などを使い、質感の持つ空間的な印象を強調します。

基本表現

  • solid:塊のような
  • massiveness:重厚感
  • substantial:実質的な/しっかりした

例文

  • Solid wood beams were used to highlight the massiveness of the hall.
    ホールの重厚感を強調するために無垢材の梁が使用されました。
  • The concrete wall gives a sense of massiveness that defines the entire space.
    コンクリートの壁が空間全体を特徴づける重厚感を与えています。
  • A substantial stone base supports the pavilion and grounds the design.
    実質的でしっかりした石の基壇がパビリオンを支え、設計に安定感を与えています。
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第4章 比較と選択を伝える表現

雲に紛れる伝説の雲竜
雲に紛れる伝説の雲竜

プレゼンテーションでは「どちらが良いか」を比較しながら説明する場面があります。素材の違いを説明するフレーズを押さえておけば、選択肢を分かりやすく提示できます。

基本表現

  • Which is better, A or B?:AとBどちらが良いですか?
  • compare A with B:AをBと比較する
  • prefer A to B:BよりAを好む

例文

  • Which is better, the rough clay wall or the smooth plaster wall?
    粗い土壁となめらかな漆喰壁、どちらが良いですか?
  • The architect compared the shiny tile with the matte stone finish.
    建築家はツヤのあるタイルとマットな石の仕上げを比較しました。
  • The client preferred the warm texture of wood to the cold feel of metal.
    クライアントは金属の冷たい質感よりも木の温かみのある質感を好みました。
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おわりに

建築英語の知識を獲得した
建築英語の知識を獲得した

建築設計における「素材選定」の表現は、空間の印象を左右し、素材の選択に大きな影響を与えます。英語で正しく伝えられることは、国際的なコミュニケーションにおいて重要な武器となるでしょう。今回ご紹介したフレーズを習得しておけば、質感や素材感を的確に表現し、より説得力のある建築提案が可能になります。

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