育休のおすすめ過ごし方はありますか?
家族4人で石垣島に1ヶ月滞在したよ!
非常におすすめなので体験記をここに記すね!
はじめに
育児休業の時間をどのように過ごすかは、多くの家族にとって重要なテーマです。私たち家族は、沖縄県石垣島での1ヶ月間の滞在を決断しました。
本記事では、石垣島への育休移住の魅力や、かかった費用について詳しく紹介します。これから育休を考えている方や、家族旅行を計画中の方に、少しでも役立つ情報をお届けできればと思います。
スポンサーリンク第1章 育休移住とは?
育休移住とは、育児休業中に新たな地域へ移り住み、家族全員で生活環境を一新する試みです。これを「移住体験」と捉えると、期間限定だからこその柔軟性と気軽さが魅力です。
『育休移住』のメリットや概要については、下記記事にて解説しています。
第2章 石垣島に1ヶ月育休移住をしてみました!
私は、4人家族の旦那です。育児休業期間で石垣島へ1ヶ月の育休移住をすることに決めました。こんなにも多くのまとまった時間を妻や子供と過ごせるのも、もしかしたら最後になると思い、育児休業終盤に計画を進めました。
家族構成と移住概要
■家族構成:4人家族 共働き
父(32歳):育児休業取得中(半年間)正社員
妻(32歳):育児休業取得中(1年間)正社員
息子(3歳):保育園在園中
娘(0歳):生後6ヶ月
■目的地:沖縄県石垣市
■滞在期間:1ヶ月
石垣島での1日の流れ
<基本的な1日の流れ>
7:00 起床(父親と息子):みんなの朝食準備とテレビ鑑賞。
8:30 起床(母親と娘):夜泣き授乳対応の為、時差で起床。
9:00 朝ご飯/身支度/掃除/洗濯/授乳
10:00 レンタカーで観光開始
12:00 ご飯(自炊orお店)
13:00 授乳(宿or出先)
14:00 観光
16:30 買い出し
17:00 宿に戻る/夕食準備/授乳
18:30 お風呂
20:00 子供寝かしつけ/授乳
21:00 大人お風呂/片付け
22:00 その日の出来事を妻と振り返る<幸せタイム>
23:00 就寝
上記が一般的な1日の流れでした。子供の生活リズムを変えずに無理のない行程を心がけていました。あくまで主役は子供であり、明日できることは明日やろう!という心構えで、島時間に逆らわずに過ごしました。
次章からは、石垣島の魅力や育児のしやすさなどを解説していきます。
第3章 なぜ石垣島を選んだの?気になる魅力は?
石垣島は子連れ家族にとっても理想的な旅行先です。自然豊かな環境で過ごす時間は、子どもたちにとっても特別な体験となるでしょう。以下では、石垣島の魅力を5つのポイントに分けて詳しくご紹介します。
魅力1:美しい自然に囲まれた日常を送れる
まずなんと言っても外せないのが自然環境です。石垣島をはじめとする八重山諸島は、手つかずの自然が広がる場所です。透明度の高い川平湾や米原ビーチでのんびり過ごすことで、子どもたちは自然の偉大さに触れることができます。ビーチ遊びや海の観察を通して、海の生き物に親しむ体験は、都会では味わえない貴重なものです。また、干潮時のマングローブ林の散策も、親子で自然と触れ合う絶好の機会です。
感動するほど綺麗な川平湾の海。自然の海亀や巨大なシャコガイの群れなど、その美しさに感動します。グラスボートで海底まで見ることが出来るため、乳幼児も一緒に見ることが可能です。
また、竹富島の水牛散歩も乳幼児乗車可能なため、超絶おすすめです。月齢によりますが、海でのアクティビティは乳幼児が出来るものがなかった為、逆に大人になったら必ず来ようね!という話をしていました。
スポンサーリンク魅力2:魅力的な宿が多く島国生活を体験できる
石垣島には家族連れに優しい宿泊施設が豊富です。プライベートビーチがあるリゾートホテルや、キッチン付きのヴィラタイプの宿泊施設など、子どもと一緒にリラックスして過ごせる環境が整っています。中心の繁華街から自然豊かな地域まで様々な風景がある為、宿泊施設も数多く用意されています。これら長期滞在にも適した施設が多く、島国での生活を存分に楽しむことができます。
我々の旅の方針としては、予算にメリハリを付けたかった為、キッチン付きの民泊を中心に滞在し、地元の食材をスーパーや市場で仕入れては、宿で自炊するなど、リゾート地にいながらも日常的な生活を取り入れていました。
ダブルベッドを壁に寄せて落ちないように工夫し、子供を寝かしつけていました。これなら和室でなくても安心です。
離乳食が始まっている赤ちゃんや予算配慮の為に自炊ができる環境は、非常にありがたいよね!
魅力3:安定した気温で過ごしやすい
石垣島は年間を通して温暖な気候が魅力です。冬でも平均気温が20℃を超えるため、寒さを気にせず旅行を楽しめます。これにより、子どもたちも快適に過ごせ、海やアウトドアアクティビティを存分に楽しむことができます。また、急な気温変化が少ないため、体調管理がしやすく、親も安心して過ごせます。
我々は12月に旅行をしましたが、とてもおすすめでした。オフシーズンで人は少なく、料金も抑えていける為、長期滞在にはもってこいの期間でした。暖房も一切使うことなく半袖で過ごせる陽気も続いていました。また、12月は台風シーズンも終えている為、気候も安定していました。日により冷えこむ日がある為、常に長袖の準備はしていきましたが、半袖で問題ありませんでした。
魅力4:美味しい食べ物で溢れている
石垣島は、食の宝庫でもあります。石垣牛や八重山そば、新鮮な魚介類など、家族で楽しめる料理が揃っています。特に地元の市場や食堂では、新鮮な地元食材を使った家庭的な料理が味わえます。子どもたちも喜ぶスイーツやジューススタンドも多く、食事の時間が楽しい思い出になること間違いありません。
実際に八重山そばを1ヶ月間食べ歩きました。実際に行ってみて、また行きたいと思うおすすめのお店9選を紹介しますね!
八重山そばをひたすら食べ歩いていました。価格もリーズナブルで、子供ウケがよく、お店によって個性が出る為、楽しみながら飽きずに食べることができます。
石垣島のマグロ名店『ひとし』って知っていますか?
最高に美味しいんですが、予約取るのが本当に難しいです。。。
予約なしで入店した実体験とおすすめメニューを解説します。
魅力5:1ヶ月飽きずに過ごすことができる
石垣島には多種多様なアクティビティと観光スポットがあり、長期滞在でも飽きることがありません。竹富島や西表島への日帰り旅行、イルカと触れ合える体験、さらには星空観察など、毎日違った楽しみ方ができます。また、静かなビーチやカフェでのんびりと過ごす日を作ることで、バランスの取れたリフレッシュが可能です。
私は無類のカフェ好きです。雨の日や時間が余った日などは、地元のカフェ巡りをしていました。オーシャンビューのカフェが多く、海を見ながらパフェやコーヒーやパンケーキなどを食べました。子供も大人も楽しめること間違いないです。
当初は1ヶ月間は長くないかな?と感じていましたが、実際のところ全くそんな事はありませんでした。
石垣島は、東京都23区の1/3程度ですが、実感としては小さく感じました。市街地以外は、信号も少なく山道を走るような環境でしたので、時速50kmで常に走ることが出来るイメージです。
島の突端に向かう場合は、1時間程度で必ず到着できるので、車さえ借りれればより多くの場所を観光することができます。
第4章 石垣島×育児について
本章では、育児目線でのおすすめポイントを解説していきます。
ポイント1:生後6ヶ月が最高でした。
私の育児休業期間が、6ヶ月間ということもあり、最後の一ヶ月で旅行をしたのが、最高のタイミングでした。生後6ヶ月になると、首も座り、予防接種も一旦落ち着く時期かと思います。寝返りを覚え始めた頃なので、動き回る心配もあまりありませんでした。離乳食もギリギリ始めていませんでしたので、基本は粉ミルクか授乳となります。夜泣きや飛行機などの不安要素はありましたが、家での生活スタイルも定着していた為、なんとなく自信もありました。もう少し大きくなると離乳食の準備や、たくさん動き回るようになる為、より大変になってくると思います。あとは奥様の体調次第ではありますが、個人的には、この生後6ヶ月であれば問題なくいけると思います。
スポンサーリンクポイント2:子連れでも旅行を十分満足できた
私たちは前述の通り4人家族であり、3歳の息子と0歳の娘がいます。基本は家族全員で参加できないものには、いく予定がありませんでしたが、体験不可となっていた要素は以下となります。
シュノーケルandダイビング
離島への移動は、大型船の為乗船可能でしたが、ライフジャケットの着用が義務付けられている船でのレジャーは申し込みができませんでした。川平湾のガラスボートなどは、問題なく参加可能でした。
カヤックツアー
マングローブ林を回るカヤックツアーなども同様に参加不可となりました。
夜の外食
子供第一の為、生活のリズムを絶対に崩さないように行動していました。その為、夕食はほぼ自炊をしていました。長期間の旅行でしたので、日程に押されることなく焦らずゆっくりと観光を進めました。行きたいお店があれば、ランチ営業やディナー営業開始時刻の17時に食べるなどをして、希望のお店を回ることができました。タクシーや代行などを利用することで外食中の飲酒は可能ですが、妻と子供が最優先の旅でしたので、お酒を買って宿で飲むことが多かったです。
そのほかは、全てやりきれました!
その他のやりたいことや行きたい場所も全てやり尽くすことができました。
スポンサーリンクポイント3:繁華街エリアの近くが便利
基本は長旅の為、足りないものは現地調達をして円滑な旅をする必要があります。特に赤ちゃん用品などは、心配が残るポイントになります。ご安心ください!西松屋もバースデイもあります。24時間スーパーやドンキホーテもあります。その為、足りないものは何一つ不自由なく調達することができます。
北部になると自然が多い分、街灯も少なく夜に出歩き辛くなると思います。よくハブに注意という看板もありましたので。。。しかし南部の繁華街エリアであれば、夜の買い出しも問題なく行けますし、ご飯屋さんも充実しています。インターコンチネンタルの真栄里ビーチなども、ありますので、いいとこどりができる点もおすすめポイントの一つです。
スポンサーリンクポイント4:家族の時間に集中できた
普段お家にいると、自分時間を優先したり、自分の無意識のルーティーンをするようになります。しかし、全く異なる地域での生活は、家族と向き合う時間が強制的に増え、多くの会話や触れ合いが生まれます。子供にとっても普段と違う場所での遊びは、刺激的な発見が多く、毎日のように海で生き物の観察をしていました。
もちろん観光やその日の行程についても、みんなで決めて一緒に行動します。この育休移住を通して、娘や息子ももちろんですが、妻との時間や会話も増えて、とても充実した家族時間でした。
スポンサーリンク第5章 どこに宿泊するのがおすすめ?
長期滞在で一番重要なのが『宿泊施設』です。
私たちの場合、お互いに泊まりたい宿泊施設を最初にリストアップしました。その後は、予算と睨めっこです。ここで気になるのが懐事情です。育児休業給付金は、受給していると思いますが、手取りは減っているはずです。旅の目的と優先順位を明確にさせ、コストにメリハリをつけることが重要になってきます。
結論、下記タイプに分類し、合計3種類の宿泊施設を予約することにしました。
①日常重視型:リゾート地での<日常体験>を重視する
→ キッチン付き施設で暮らすように泊まる
②及び③非日常重視型:リゾート地での<非日常体験>を重視する
→ リゾートホテルを満喫して泊まる
①日常重視型:Airbnb キッチン付民泊施設
真栄里ビーチ近傍の民泊施設。近くの海まで歩いて3分程度。閑静な住宅街に建つ、自炊可能な食器付の宿泊施設です。メゾネット形式の2階建ての施設であり、ウィークリーマンションを借りているような感覚でした。車を5分も走らせれば、ドンキホーテや西松屋や繁華街など、非常に利便性もコストも両立している物件でした。
ガス式乾燥機や洗濯機もついており、最低限の洋服だけで過ごせたのも非常に大きかったです。子供はすぐに洋服を汚しますからね。。。
旅行期間含めた育児休業中は、全て私が自炊をしていました!
出産や授乳などは、奥さんと交代することができないので、分担が大切です!
おすすめの分担は、下記記事にて解説しています。
②非日常重視型:インターコンチネンタル石垣リゾート
インターコンチネンタル石垣リゾートに宿泊しました。大人も子供も大満足のリゾートホテルです。ベッドガードなどを無料でお貸しいただくことができました。
温水プールも専用ビーチもツリーブランコも、至れり尽くせりでした。おすすめの施設です。
施設の写真や客室のスケッチなどは、下記記事にて詳細に解説をしています。
③非日常重視型:フサキビーチリゾート<超おすすめです。>
フサキビーチリゾートホテル&ヴィラに宿泊しました。大人も子供も大満足の低層リゾートホテルです。キッズ特化のお部屋であり、ベビーベッドや絵本やボーネルンドのおもちゃなど、部屋だけでも十分楽しめるのが良かったです。詳しくは下記の記事で解説しています。
温水プールも専用ビーチもエンジェルピアーも天国みたいな海際のバーも、石垣島での満足度NO.1でした。
施設の写真や客室のスケッチなどは、下記記事にて詳細に解説をしています。
第5章 いくらかかった?
一番気になるお金の話です。結論、4名で総額68万かかりました。1人は乳幼児と考えると、実質3人なので23万円/人程度です。これには、保有マイルの活用や早期予約割引(宿泊施設やレンタカーなど)などを駆使しています。
宿泊施設での内訳は、ざっくりですが上記となります。奥さんが金融系に勤務している為、お金の管理などは細かくしてもらえているので、旅行中も把握しながら買い出しなどを進めていました。
『宿泊施設』と『レンタカー』と『飛行機旅券』などの固定費は、全体の65%程度を占めています。前述の通り、マイルや事前割引を駆使している為、これら固定費は一般的には50万円程度かかりそうです。加えて、食費や体験費用やガソリン代などの変動費が上乗せされるイメージですね。
我々の育休移住では、夜に出歩くことが難しかった為、ランチ以外はほぼ自炊を中心として生活していました。その為、変動費がかなり抑えられていると思います。
これは、旅の目的や優先順位により決めるべき項目だと思います。折角石垣島に来たのに、ずっとお金を気にしてちゃもったいないですからね!
おわりに
『68万円』は、決して安くない金額です。
しかし、何にも縛られることなく長期間大切な人とリゾートバカンスができるのは、移住をしない限り今後一生無いと思いました。『時間』がこの世で最も高価なモノだと思いますが、やりたいと少しでも思うことは、今すぐやらない手は無いです。今回のような育休移住は、子供が大きくなると、部活や習い事や学校や仕事など益々身動きが取れなくなってきます。
もう少し子供が大きくなってからが、良いんじゃない?
今行っても子供は覚えていないよ!?
上記のような声がよく聞こえてきますが、結局そう考えているうちは行くことができないと思います。妻と旦那が楽しい記憶として一生覚えていればいいだけです。そして良いと思ったら2回行けばいいだけです。
もちろん無理のない範囲で、選択肢の一つとしておすすめさせていただきます。
最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。
この記事を読んだ方が、少しでも周りの大切な人との時間が増えればと思い、執筆しています。