【建築英語】広場・公園編|現場で使える英語表現

建築英語
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見習い女の子
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建築計画の「広場・公園」に関わる英語の言い回しや表現方法について教えて下さい!

建築戦士スー
建築戦士スー

建築の英語表現は独特で難しいよね!
現場でよく使うフレーズ』をわかりやすく解説しよう!

はじめに

建築英語の番人が現れた
建築英語の番人が現れた

都市部における“広場”や“公園”といった外構空間は、日本と海外で意味合いが異なることがあります。特に、日本の「公開空地」や「アトリウム」などは、建築基準法に根ざした特有の制度で成り立っており、これを正確に伝える英語表現が求められます。

この記事では、建築設計プレゼンや実務英会話で役立つ広場や公園に関する英語表現とその例文をわかりやすく紹介します。

記事のレベル
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第1章 日本の「広場」はどう説明する?

都市に潤いを持たせる公開空地

欧米における「square」や「park」は市民が自由に集う屋外空間を指しますが、日本では建物の敷地内に設けられた公開空地(public open space)やアトリウムのような内部広場も「広場」として扱われます。

基本表現

  • public open space:公開空地
  • comprehensive design system:総合設計制度
  • created as part of 〇〇:〇〇により設けられた
  • architectural standards law:建築基準法
  • in accordance with 〇〇:〇〇に基づく
  • require:要求する

例文

  • This promenade is a public open space created as part of a comprehensive design system in accordance with architectural standards law in japan.
    この遊歩道は、日本の建築基準法に基づく総合設計制度により設けられた公開空地です。
  • Special attention to strong winds is required in plazas next to high-rise buildings.
    高層ビルに隣接する広場では、強風への配慮が必要です。
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第2章 ちょっとした空間も“広場”になる?

市民の植栽により実現する快適な都市空間

日本の都市設計では、路地の交差点や建物の隙間空間も広場として活用されることがあります。ちょっとした工夫で公共性を持たせられるのが特徴です。

基本表現

  • intersection of ○○:○○の交差点
  • turn into 〇〇:〇〇になる
  • install 〇〇:ベンチを設置する

例文

  • The intersection of passageways can turn into a community square simply by installing outdoor furniture.
    屋外家具を設置することで、遊歩道の交差点は街の広場に変わります。
  • By placing planting and seating, a residual space between buildings can become a pleasant urban pocket.
    建物同士の隙間に植栽や屋外家具を計画することで、快適な都市のポケットスペースになります。
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第3章 素材や自然要素で印象は大きく変わる

噴水と広場は最強の組み合わせ

小規模な公園や広場でも、芝生や水景、素材の質感によって印象は大きく変わります。訪れる人に与える印象を英語でどう伝えるかがポイントです。

基本表現

  • The impression:印象
  • provide a sense of openness / nature:開放感・自然を感じさせる

例文

  • The impression of the pocket park is totally changed with the use of grass and a small fountain.
    芝生と小さな噴水の活用で、小さな公園の印象は大きく変わります。
  • Planting and natural materials help provide a sense of nature in urban squares.
    植栽や自然素材は、都市の広場に自然を感じさせる効果があります。
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第4章 アトリウムは“公共空間”?その説明のコツ

大規模なアトリウム空間

日本ではアトリウムのような吹き抜け空間も広場とみなされることがあり、公共性を意識した空調や動線計画が求められます。これを英語で伝える場合は「public space」として扱うのが一般的です。

基本表現

  • atrium:アトリウム、吹き抜け
  • public space:公共空間
  • special consideration:特別な配慮

例文

  • Special consideration of the air conditioning system will be required if the atrium is to function as a public space.
    アトリウムを公共空間として機能させるには、空調設備に特別な配慮が求められます。
  • The atrium connects passageways and creates a light-filled public space at the heart of the building.
    アトリウムは遊歩道をつなぎ、建物の中心に光あふれる公共空間を生み出しています。
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おわりに

建築英語の知識を獲得した
建築英語の知識を獲得した

「広場=square」と簡単に訳すだけでは、日本独特の空間性や制度的背景は伝わりません。公開空地、アトリウム、路地空間など、多様な「広場」の姿を英語でどう伝えるかは、建築設計者にとって重要なスキルのひとつです。

英語表現を磨くことで、設計意図を海外のクライアントや設計チームに正確に伝えることができるようになります。現場で使える言い回しは、少しずつ覚えていきましょう。

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