標準仕様書(共通仕様書)とは?
標準仕様書(共通仕様書)とは、一般的な建築現場において使用される標準仕様や施工方法をまとめた書類です。一般的に国土交通省の標準仕様書を使用されることが多いです。公共建築工事標準仕様書は、主に公共施設の建設において適用されます。国土交通省が定める技術基準に基づき、3年ごとに改訂されます。
役割と重要性
- 基準の提供: 一般的な施工方法や材料の選定基準を記載。
- 一貫性の確保: 複数の建築計画で一貫した品質を確保する。
標準仕様書は、『設計図書』の1つです!
設計図書は、大きく分けて5種類に分類されます。それぞれの図書には優先順位がありますのでご紹介します。
- 質問回答書
- 現場説明書(見積要項書)
- 特記仕様書
- 設計図
- 標準仕様書
参考)建築基準法での「設計図書」の定義を見てみよう!
引用:建築基準法 第二条 (用語の定義)
この法律において次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
<中略>
十二 設計図書 建築物、その敷地又は第八十八条第一項から第三項までに規定する工作物に関する工事用の図面(現寸図その他これに類するものを除く。)及び仕様書をいう。
もっと知りたい方は、下記記事を確認して下さい!