【育休取得体験記】男性×半年間|実際に感じた取得時の注意点(建築設計の方向け)

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見習い女の子
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設計の人って育休取りずらそうだよねー。。。

DJケンゴ
DJケンゴ

建築設計の人向けに、自分の育休取得の実体験を解説しよう!

はじめに

育児休業を取得するためには、事前の準備と自己決定が非常に重要です。私は31歳の男性一級建築士で、現在6ヶ月の育児休業を取得しています。

この記事では、私の家族構成、育休取得の過程、引き継ぎのポイント、第一子での失敗、そして自己決定の重要性についてまとめました。

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第1章 私の家族構成について

4人家族のイメージ
4人家族です。旦那(私)、妻、息子、娘(新生児)

私も妻も31歳の会社員です。現在、私たちには3歳の息子と生まれたばかりの娘がいます。共に育児休業中の為、育児に関してはお互いに協力し、役割を分担しながら家庭を支えています。

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第2章 育児休業取得に際して

計画性と意思が最も重要です。
計画性と意思が最も重要です。

結論:育休を取得するためには、計画的な準備と確固たる意志が不可欠です。

育休をスムーズに取得するために、私は3ヶ月前から上司に伝え、業務の引き継ぎ準備を始めました。

ここで押さえておきたい重要なポイントがあります。それは、友人とのやり取りでほぼ間違いなく言われる一言です。それが下記の一言です。

残業ブラッキー
残業ブラッキー

男性なのに半年間も育休取れたの?

職場は大丈夫だったの?

育児休業は、取れるものではない。取るものである。
育児休業は、取れるものではない。取るものである。

悩まれている方に向けて一番お伝えしたいことです。

「育休を取れますか?」と質問するのではなく、「育休を取ります」と明確に意思表示することが重要です。これは法律に基づく権利であり、しっかりと準備することで職場とのスムーズな連携が可能になります。

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第3章 具体的な注意点

建築設計の引き継ぎ事項

複数プロジェクトの後任者を早めに設定して、引き継ぎをこまめに行う。
複数プロジェクトの後任者を早めに設定して、引き継ぎをこまめに行う。

結論:設計の引き継ぎは、後任者がスムーズに仕事を進められるように、明確かつ体系的に情報を整理して渡すことが重要です。

  1. デザインコンセプト
    スタディプロセスを明示し、特に納まりの部分については図や絵を用いて具体的に説明します。これにより、後任者に齟齬なく引き継ぐことが可能です。
  2. スケジュール
    全体の工程表を整理し、申請関係の期限や重要な日程を明示します。後任者がプロジェクトの進行状況を把握しやすくなります。
  3. 関係者の名刺
    名刺のスキャンを行い、関係者とのやり取りや役割を記録します。これにより、後任者がすぐに対応すべき相手を把握でき、効率的に窓口対応を行えます。
  4. フォルダ構成
    俗人化しないよう、ファイル構成を体系的に整理します。特に重要なファイルは個別にフォルダを指定し、どこに何があるのかを明確に伝えることが必要です。
  5. TODOリストの更新
    マクロとミクロの視点で必要事項を箇条書きにし、誰が・何を・いつまでに決定するかを明示します。これにより、後任者がスムーズに業務を進められる環境を整えます。

第一子の時の失敗

周りの人の意見は後回し。一生を左右する後悔を生んでしまいかねないです。
周りの人の意見は後回し。一生を左右する後悔を生んでしまいかねないです。

結論:周囲の意見に流されず、自分自身の意思で育休を決めることが大切です。

第一子が生まれた時、私は育休を取ることができませんでした。当時の職場環境や上司の意見に左右され、自分の決断を後回しにしてしまったのです。その結果、息子の成長を間近で見守ることができなかったことを後悔しています。この経験から、育児と仕事のバランスを考えるきっかけを得ました。

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自己決定の重要性

自分の人生は、自分で決定をすべし。たとえ最愛の人の意見と食い違いが生じても十分に話し合うことが重要。
自分の人生は、自分で決定をすべし。たとえ最愛の人の意見と食い違いが生じても十分に話し合うことが重要。

結論:育児休業を取るかどうかは、自分の意思で決断することが最も重要です。

育休の取得において、周囲の意見を参考にするのは良いことですが、最終的には自分自身で決めることが大切です。職場や家族の反応に影響されず、自分にとって何が最も重要かを見極め、育児と仕事のバランスを考える必要があります。たとえ家族から反対されても、子供の成長を見守りたいという強い意志があれば、その意思を伝え、交渉することが大切です。

早産に備えるべし

備えあれば憂いなし。
備えあれば憂いなし。

結論:出産予定日の1ヶ月前には後任者への引き継ぎを完了させることがベストです。

出産の日程は、全てコントロール仕切れるものではありません。出産が3週間早まることだって全くおかしくありません。『生産期』と言われるいつ産まれても問題ない状態にいつからなるのか?把握をして、そこまでに引き継ぎを完了させるようにしましょう。つまり、出産予定日の1ヶ月前くらいには後任者への引き継ぎを完了させ、出産予定日までは並走する形で進めるのが1番周りに迷惑がかかりにくいと思います。また、後ろに押すことも考えて出産予定日より前に有給期間を使用することは避けた方が賢明だと考えます。

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DJケンゴ
DJケンゴ

ここで注意点です。

36協定の年間有給取得日数の最低限は取得するようにしましょう。特に激務の方で長期間の取得をなされる方は思わぬ落とし穴になることでしょう。

おわりに

育休を取得することで、家族との貴重な時間を過ごすことができ、長い目で見て大きな価値があります。周囲の声に惑わされず、自分の意思をしっかり持って行動することで、育児と仕事のバランスを保ちつつ、より充実した生活を送ることが可能です。

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