壁仕上げに関して、お・さ・ま・り（納まり）が全く分かりません。
国土交通省が、標準的な納まり図を出しているんだ！分かりやすく着色したものを見てみて！
はじめに
本記事では、「壁仕上げの納まり」に特化してご紹介を致します。
内容量が多い為、３つのパートに分けて解説します。本記事は、パート②になります。
パート②：石材・RC・塗装・ガラスクロス
参考）パート①：内壁タイル・外壁タイル・ひび割れ誘発目地はこちら↓↓↓
お・さ・ま・りって難しく、とっつきにくいですよね。
特に平面図なのか断面図なのか？一眼見ただけではなかなか理解が難しい内容になっています。独自に図面を塗り分けることで、各図面を立体的に把握することが可能になります。図面を読み解く感覚が身につくと自然と建築の理解も速くなります。
図面を読む特訓をして、建築士あるいはデザイナーとしてのレベルアップを図りましょう！
納まりってなに？
「納まり」とは、建築物を形作る構成要素が結合または取り付けられる際の状態を指します。
これは仕上げの段階で、最終的な完成度に影響を与える重要な要素であり、「納まりが適切」であるか否かが、出来上がりの意匠及び性能を決める重要なポイントとなります。納まりについては、以下のような会話がよくされています。
ドアと壁の納まりってどうしましょうか？
一度納まり（図）を書いてみるよ！
壁仕上げの納まり② 国土交通省建築工事標準詳細図のカラー図説
石材
外壁湿式工法 (石厚25~40未満 流し筋工法)
外壁湿式工法 (石厚40~70 流し筋工法)
内壁空積工法 ( 石厚20~40 )(あと施工アンカー工法)
内壁空積工法 ( 石厚20~40 )(あと施工アンカー・横筋流し工法)
外壁乾式工法 (石厚70以下 スライド方式)
外壁乾式工法 (石厚70以下 ロッキング方式)
外壁湿式工法 (石厚25~40未満 あと施工アンカー 横筋流し工法)
外壁湿式工法 (石厚40~70 あと施工アンカー・横筋流し工法)
コンクリート打放し,コンクリート打放しの上仕上塗材, 塗装等
打継ぎ目地
ひび割れ誘発目地
化粧目地
モルタル塗の上塗装等
吸音材の上ガラスクロス張り
もっと学びたいあなたに！いつでもどこでも確認できる！！
今回ご紹介をしたカラー図面は、下記書籍の一部となります。
本記事の図面を含め、850以上の図面を収録しています。
ワンコインで手に入るコスパ最強本になっておりますので、この際にご購入をお勧めします！
【着色済み】建築工事詳細図 図面収録：330項目・850図面超
国土交通省の建築工事詳細図（令和4年版）のカラー図説本
その他の納まりについて
今回の記事とは別に、部位毎に納まりを解説しています。
ぜひスキルアップに繋げてみて下さい！
国土交通省発行の最新データについて
今回の資料は、国土交通省建築工事標準詳細図を元に着色してまとめています。定期的に国土交通省にて図面更新がなされますので、最新情報は下記URLにてご確認を願います。
