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SketchUp×Ai画像生成【Diffusion】10秒でパース作成!初心者解説!

設計者A
設計者A

スケッチアップのレンダリングでAIソフトってないのかな。。。

一級建築士:SUPERRE

神アップデートの朗報。あるんです!インストールからレンダリングまでを解説しよう!

SketchUp Diffusionって?

HPより引用

ついにスケッチアップにAIの画像生成機能が付与されました!

何ができるか?一言で言うと、スケッチアップのモデルを瞬時にAIレンダリング可能です。
加えて、他のレンダラーとの大きさ差分は、下記二点です。

1 プロンプト(テキスト)入力をAIが読み取りパースに反映してくれるところです。

2 プラグインとしてインストール可能

それでは早速インストールをしていきましょう!

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第1章 インストール方法について

手順1 Extension Warehouseを開いて下さい。
HPより引用
手順2 SketchUp Diffusion を検索し、インストールをする。
HPより引用
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第二章 モデルをレンダリングしてみよう!

手順1 モデルを作成する

スケッチアップでモデルを作成して下さい。モデルの作り込みの高さが再現性につながりますラフな検討の場合は、簡易モデルで全く問題ありません

手順2 シーンを設定する

シーンを設定しておくことで、後にパースを取り直すときに同じ画角設定とすることができます。ここで1手間入れておくだけでとても快適に進めることができます。是非設定してみて下さい。

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手順3 Diffusionのウィンドウを起動する

レンダリングしたい画角を設定できたら、赤破線のアイコンを起動して下さい。

手順4 プロンプト・スタイル・生成するを操作する

下記のウィンドウが表示されます。上から「プロンプト」「スタイル」「生成する」の3つのタブがございます。それぞれについて解説を行います。

①プロンプト

英語でも日本語でも入力可能です。英語で記入した方が正確に反映される傾向があります。単語でも文章でも反映可能です。

例:(単語)現代的,かっこいい,建築…など
例:(文章)現代的でかっこいい建築

※使えるプロンプトは別記事でまとめていますので、近日中に公開します。

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②スタイル

プリセットとして様々なスタイルが標準装備されています。それぞれをレンダリングしましたので参考までに比較ください。1回のレンダリングで3枚が出力されます。

凡例(全共通)
下段:(小さいサムネイル3枚)全レンダリング結果
上段:全レンダリングの内、1枚を拡大したもの

写実的な外観
写実的なインテリア
航空マスタープラン
鉛筆スケッチ
水彩画
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イラスト
クレイモデル
物理モデル
手順6 「生成する」を押す 

スタイルが選択できたら、「生成する」を実行して下さい。ほんの10秒程度で生成されます。

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第3章 慣れた方はパラメーターを意識しよう!

「設定」というタブの右にある矢尻をプルダウンすると「モデルジオメトリを尊重する」「プロンプトの影響」の2項目が出てきます。それぞれの項目を理解することで、目的に合わせた検討ができます。この感覚的な操作をマスターすることは一番重要な工程です。それぞれスライドバーで数値を設定することができます。

モデルジオメトリを尊重する

モデル自体のジオメトリのエッジの優先度合いを指します。一言で言うと、元々のモデルをどこまで優先しますか?のパラメータです。

プロンプトの影響

入力しているプロンプトの影響度合いを選びましょう。

パラメーター別のパースを比較してみよう!

以下は、パラメータ設定毎のパースを掲示しますので、感覚的に理解してみて下さい。

凡例:
ジオメトリ=「モデルジオメトリを尊重する」
プロンプト=「プロンプトの影響」
最強ー強ー中ー弱ー最弱=パラメータの度合いを指す

ジオメトリ:最強 プロンプト:最弱
ジオメトリ:最強 プロンプト:最弱
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ジオメトリ:中 プロンプト:中
ジオメトリ:中 プロンプト:中
ジオメトリ:弱 プロンプト:強
ジオメトリ:最弱 プロンプト:最強
ジオメトリ:最強 プロンプト:最強
ジオメトリ:最弱 プロンプト:最弱
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おわりに

ここまででソフトの概要から操作内容までご理解頂けたかと思います。スケッチアップを使い慣れている方は多いと思いますので、非常に有用なソフトだと思います。パラメータを駆使することで詳細検討からラフな検討まで幅広く活躍すること間違いなしです。ぜひご活用ください。

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